エントリーNo.13番「千葉県からお越しの、ながのいくおさん」《審査員特別賞》の発表に、内心予感はあった…というと“自信過剰”と言われるかも知れない。三年足らずの朗読経験で、この賞にしても頂けるなんて、きっと運がいいに違いない! 11/24(土)【第10回 青空文庫朗読コンテスト/大阪市青少年センター】ホール舞台に立って思う。

自分には、この課題「銀の匙」がどうにも好きになれなかった。目を通して直ぐに、脇にやってしまった。そして自分なりに読み込んだ「ドグラ・マグラ」を引っ提げて、会場審査(東京)でまさかの落選。代表理事の○○さんが私にこう仰有った。昨年の録音審査の最終選考で私の「吉川英治/三国志」を推す審査員がいて、紙一重だったという。そして、さらにこう言った。本選に残りたければ、アンタは「銀の匙」をやるべきだ!…。 ウソだろ! 《続く》

こんなことで、挑戦を諦める訳にはいかない! 6/30(土)「盛岡行き」の秋田新幹線〈こまち3号〉は快適だった。東京会場での落選から、たった10日目のことだった。課題作品は勿論「銀の匙」である。そして自信が無いわけではなかったが、またしても敗北を喫した!  ヤケになって、土産を買い漁った。三連敗だ!     《続く》

諦めかけていた頃、なんとなく「録音審査」でも受けてみるか? という気持ちになって、評判の良い録音器材を買ってみた。何十回も録音しては聴くことをを繰り返し、とことん読み込んだ。可能性は、五分と五分と踏んだ。そんな処へ「本選出場者に決定しました…」  ほ〜! やるねー! 「新大阪行新幹線/のぞみ9号」は走り出したばかりだ。《本選に向かって!》

これが、評判の良い録音器材。 「ZOOM H2n Handy Recorder」 機能的でデザイン性にも優れ、リーズナブル!       《聴き手になって、自分の声を掴むことが、今回の受賞の一番のカギになったと、我ながら思う。》

なんだかんだで、予約していた新幹線には乗り遅れて『自由席』という有り様。ヤレヤレ! でも、始発なので好きな席で【秋の味】を満喫! 最高のエンディング!!