この雨、上がるんだろうか?そんな心配を見事に裏切って、“申し訳なさそうに”青空が顔を出した。『梅雨明けかぁ…』亀蔵は、大きくタメ息をついた。(亀蔵とは、御年20数年超えのミシシッピーアカミミガメ♀の愛称である)『ここの旦那というのが、ちょっと変わっていてね。しょっちゅう“着流し”で風呂敷包み持って、出掛けて行くんだよ。なんでも、今日は「松戸の呉服商/葛西屋」さんのお誘いで、❮着物でお散歩!❯っていうのに行くらしいよ。亀のワタシ(亀の子タワシなーんちゃって!)にゃ、よく分からないけどねぇ』「何で、亀蔵かって?そりゃ~、旦那に聞いておくれよ!」

私ゃ「縁日の夜店」で、500円で身売りされて以来、この狭い世界しか知らないわけさ!もっとも、狭いのか広いのかも知らないがね┅。今日ね、旦那が久しぶりに水を変えてくれたよ!何か良いことでもあったんだろう。そんでね、ウキウキして出掛けてったよ。『着流しの旦那』だって?見かけないねぇ。それより、邪魔しないでおくれよ!「風呂敷持ってる旦那」を、探してるって言われてもなぁ┅オレ、ただのゴウヤだから!
こちらは「葛西屋の旦那」と『きれい処のご婦人がた』ご一行様。熱い陽射しを避けられて一息…。カラフルな折り紙細工が下がっています。でもやっぱり、「風呂敷の旦那」がいないよ‼
『その旦那』なら、あっちにいましたぜ‼ と┅教えてくれたのは、同行してくれた❮イケメン専属カメラマン❯のお二人。グラビアのページを飾るようなシーンを演出してくれて、ご婦人がたはみーんなメロメロ😌💓♥❤

『風呂敷の旦那』は、ほっといて❮抹茶とお食事❯にしましょうか? モデルの皆様は、お写真をいっぱい撮ってもらって、大満足~‼
いつの間にか『風呂敷の旦那』も合流して、美味しいお弁当をいただきました。めでたし、めでたし。❮神楽坂の路地裏❯を、他のグループと散策。(決して、かき氷🍧屋さんを探してるわけじゃないんです!)誰ですか?単独行動してるのは~。お店はどこもいっぱい。やっと座れて「葛西屋」の旦那と差し向かい。やっぱ、かき氷🍧🍧食べたかったなぁ。
家族をほったらかして❮着物でお散歩❯ この後ろめたさを、微塵も感じさせない、皆様の❮満面の笑み❯ ス・テ・キですね。
ところで、どこ行って来たんだっけ!